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いわゆる「立ちくらみ」は起立性低血圧とも呼ばれ、厳密にはめまいと異なった症状です。視点の定まらない状態がしばらく続いたり、激しい吐き気を伴ったりするようであれば、きちんとした検査を受けてみましょう。
一定の方向へ流れていくような感覚があり、横方向だけとは限りません。
体が左右上下に揺さぶられるような感覚で、耳だけではなく、脳神経の障害も考えられます。
体が宙に浮くようなめまいで、雲に乗ったような感覚を伴います。
めまいと同時に耳鳴りや聞こえづらさを感じるようであれば、なるべく早急に検査を受けてください。下記に挙げるような症状のなかには、いったん落ち着いたとしてもやがて再発し、次第に悪化していくものがあります。早期発見と速やかな治療開始が大切です。
蝸牛(かぎゅう)や三半規管など、耳の奥にあって体のバランスを保つ器官が水ぶくれの状態になり、めまいや耳鳴り、難聴を引き起こす症状です。
何らかの原因で片耳の前頭神経が炎症を起こし、急激なめまいが特徴です。左右いずれか一方に限られることが多く、地面が回転しているような錯覚を伴います。
治療の結果が良く(良性)、前触れなく発症し(発作性)、朝起きるときなど頭の位置が変わると(頭位)起こるめまいです。じっとしていると収まりますが、再発予防のためにも受診をお勧めします。
診断時には、頭を動かしたり指の動きを追わせたりする眼振検査に加え、必要に応じて聴力検査やレントゲン検査などを組み合わせていきます。治療の基本は内服薬ですが、耳の器官にズレなどが生じていた場合、手技を用いることもございます。